この道の下は暗渠になっていて千代崎川が流れています。大正から昭和30年代前半頃までこの付近の川の畔にはホテル、ダンスホール、料理屋、ちゃぶ屋が建ち並ぶ外国人向け歓楽街だったそうですが、今は往時を偲ぶよすがは全くないです。大正時代には谷崎潤一郎が付近に住み元町にあった大活撮影所に文芸顧問として通ったとか。昭和にはいっては小津安二郎が撮影を5時で済ませて蒲田・大船撮影所からこの町に遊びに来たとか。俳優の突貫小僧こと青木富夫も確かこの町の出身でしたか?